この記事では歯のクリーニングについての基礎知識と、実際に受けるときの料金・頻度などを紹介しています(/・ω・)/
※ 掲載する情報はあくまで参考です。施術内容、症状等により個人差がございます。
または虫歯や歯周病など、お口のトラブルを経験したことがない方にこそおすすめ!
歯のクリーニングでは、虫歯や歯周病を事前に予防できます!
自分では気づいていないお口のトラブルを早期発見し、口臭・虫歯・歯周病などのトラブルを予防して健康な歯を保ちましょう!
歯ぐきの腫れや、出血など、原因がわからず不安に感じている方は急いで!
特に歯周病(歯肉炎・歯周炎)は、虫歯とは違い、痛みのないまま進行していくため、多くの方が気づいていません。
30代前に発症し、急速に進行する侵襲性歯周炎(若年性歯周炎)も大きな問題となっています。
歯の黄ばみ、口臭が気になる方は、ぜひ体験してみて!
その口臭の原因は、歯垢(プラーク)かも。
放置しておくと、歯肉の炎症・虫歯・歯周病・口臭などのトラブルを引き起こします。
別の医院はどんな感じなんだろう?今の歯医者さんに不満を感じている方
当サイトでは、評判・口コミを掲載しています!
あなたに合った歯医者さんをみつけましょう
(。◕ ◕。)!
プロ(歯科医師・歯科衛生士)による歯の手入れのことです。
歯には歯周ポケットや歯の間など、どうしても磨きにくい場所があります。
歯のクリーニングでは、歯のすき間の歯垢(プラーク)や歯石も丁寧に除去するので、定期的に受けることで虫歯や歯周病になりにくくなるという効果があります!
歯垢=プラークとも言います。
見た目は白・淡黄色の泥状の物で、食べかすと勘違いされている方も多いかもしれません。
歯垢(プラーク)は、細菌のかたまりです。
そのまま放置しておくと、歯肉の炎症・虫歯・歯周病・口臭などの原因となります。
また、2005年発行の日本歯科保存学雑誌によると、歯ブラシのみで取り除ける歯垢(プラーク)は60%程度に過ぎないと言われています。
出典元:日本歯科保存学雑誌(2005年)
歯垢(プラーク)が石灰化したものです。
個人差はありますが、歯垢(プラーク)は、唾液中のカルシウムによって、2~3日放置されると石灰化がはじまります。
その後、約2週間で石灰化が完了し、歯石となるわけです。
特に硬くこびりついている歯石は、歯磨きでは取れません!
歯石は細菌が住みつきやすい場所です。
細菌のかたまりである歯垢(プラーク)を放置しておくと、炎症を起こし、虫歯や歯周病になってしまうのです。
また、歯周病は虫歯とは違い、痛みのないまま慢性的に進行します。
歯肉からの出血や歯の揺れがひどくなってから気が付くことが多いため、最悪の場合、抜歯しなくてはならないこともあります。
歯のクリーニングで調べると「PMTC(ピーエムティーシー)」って単語もよくでてきますよね。
PMTCは、歯のクリーニングの一種です。
「歯のクリーニング」はあくまでも理念的なもので、治療用語ではありません。
Professional(専門家が)
Mechanical(専用の器具を使って)
Tooth (歯を)
Cleaning(綺麗にする)
の頭文字をとってPMTC(ピーエムティーシー)といいます。
PMTC(ピーエムティーシー)は、歯についた汚れやヤニ、黄ばみなどの着色を落とすことで歯を白く綺麗にするクリーニングです。
微粒子の研磨剤などを用い、専用の回転ブラシやゴム製のチップなどで1本1本丁寧に歯を磨き上げる、専門家による歯の手入れ、あるいは歯のエステのようなものだとお考えください。
歯と歯ぐきの間など、歯ブラシでは磨きにくい細かな部位も綺麗にしますので、歯磨きのしにくい矯正治療中の方や、セラミックブリッジ、インプラントなどを入れている方にも、おすすめです!
黒ずみなどの汚れが落ちて歯が綺麗になるだけではなく、歯のすき間のプラークや歯石も丁寧に除去するので、定期的にPMTC(ピーエムティーシー)を受けることで虫歯や歯周病になりにくくなるという効果があります。
スウェーデンにおいてはPMTC(ピーエムティーシー)を義務化し、その後虫歯の発生面積が70分の1に大きく減少したというデータも!
歯のクリーニングでは、黄ばみや黒ずみを落とす作業ではありますが、元々の歯より白くすることはできません。
さらに白くしたい方にはホワイトニングをおすすめします!
やはり通うとなると、治療にかかる料金がいくらか気になるところ。
症状によってかかる費用が変わるのはもちろんのこと、歯科治療には保険が適用される「保険治療」と、適用されない「自費治療(自由診療)」があります。
歯石除去などの歯周病治療を目的としたクリーニング(歯石除去)
3割負担の方なら、料金は3,000円程度となる場合が多いようです。
歯についた汚れやヤニ、黄ばみなどの着色を落とすことで歯を綺麗にすることを目的としたクリーニング(PMTC等)
自費治療(自由診療)は、5,000円~20,000円程度と差があります。
保険治療の場合、保険診療上のルールにより治療が限られていますが、自由診療では一人ひとりにあった方法でクリーニングを行うことができます。
歯科治療には保険が適用される「保険治療」と、適用されない「自費治療(自由診療)」があります。
歯のクリーニングの場合、一般的に、治療を目的とした歯石取りは保険治療、審美や予防を目的としたPMTC(ピーエムティーシー)や、ホワイトニングは自費治療(自由診療)とされています。
医療保険が適用されるので、自己負担は医療費の一部(通常3割負担)で受けられる!
審美や予防を目的とした、より丁寧な治療を受けることができる!
保険治療と自費治療の違いは、大きく分けて3つです。
保険治療で使用できる材料は定められており、それ以外の素材を使用した場合、自費治療(自由診療)になります。
保険適用できるのは、機能回復に必要十分な最低限の材料となるため、いわゆる銀歯や白いプラスチック素材までとなり、セラミック(白い陶製素材)や金などの高品質な素材は自費となります。
保険のプラスチック素材は審美面や耐久性が十分とはいえない場合があるため、特に前歯においては、自費でセラミックを選ぶ方が多くなっています。
医療保険は疾病を治療する“医療行為”が対象ですので、“美しくするため”の審美治療や、予防目的の治療は対象外となります。歯を白くするためのホワイトニングやクリーニング、審美を目的とした矯正治療やセラミック治療などは全て自費となります。
また、高度な治療法や先進的な治療法なども対象外であることが多く、インプラント治療や3Mix-MP法、CR接着修復法などは自費治療(自由診療)となっています。
同じ虫歯治療でも、保険で行っている医院と、自費で行っている医院があります。何が違うのでしょうか?
医療保険は医療行為ごとに点数が定められた診療報酬制になっており、「歯を削るのが〇点」「詰め物を詰めるのが〇点」などと決まっています(1点が10円になります)。
そのため、保険診療では時間のかかる高度な技術や丁寧な治療に限界があるため、最善の治療ができるよう自費診療(自由診療)で行っている医院があるのです。
根管治療や顎関節症などの技術を要する治療でも、自費でおこなっている医院があります。ですので、逆にそういった高度な技術が必要でない症状(軽度の虫歯など)であれば、保険治療で十分な場合もあるわけです。
初めて歯のクリーニングに行く方は、全ての歯石を1回で取れない場合が多いようです。
Q. 歯石ってなんで1回で全部とれないの?
A. 1回で終わらない理由は、簡潔に言うと保険診療のルールにより、一度にできる治療が限られているからです。
歯石がたくさんついている方、歯ぐきの深いところに歯石がある方は、一度に取り除いてしまうと歯ぐきが腫れてしまう等のリスクがあるため、数回に分けて取るという保険診療上のルールがあります。
Q. 歯石を除去したあとも、通う必要はあるの?
A. クリーニングの効果は永久的なものではありません。
個人差もありますが一般的には2~3か月に1回の頻度で、クリーニングをおこなっている方が多いようです。
美容院に行くように、歯も定期的にお手入れしていきましょう!
歯石除去(歯石取り) | PMTC | |
---|---|---|
目 的 | 歯周病の治療 | 歯を綺麗にする |
時 間 | 1回 / 約30分 | 1回 / 約1時間 |
費 用 | (初診)3,000円程度 (2回目以降)1,000~2,000円程度 |
1回 / 5,000円~20,000円程度 |
治療回数 | 2~6回程度 | 1~3回程度 |
定期健診の頻度 | 2~3か月に1回程度 | 2~3か月1回程度 |
保険適用 | 〇 | × |
※ 掲載する情報はあくまで目安です。施術内容、症状、医院等により異なります。
歯のトラブルを引き起こさないためには、一番の原因とされている歯垢(プラーク)の付着を防止し、正しい歯磨きをすることが大切です。
マスク生活で、口臭が気になり始めたという方も多いのでは?
髪も、お肌も、口元もしっかりケアして、いつまでも若々しく健康なあなたで過ごしていきましょう( *´艸`)