その当時なんの原因かわからず腹痛が続いていました。仕事の時間と病院へいく時間がなかなか折り合わずに腹痛と闘いながらの日々を過ごしていました。 とある日、車でお得意様のところに伺う道中、激しい腹痛に見舞われて、車を路肩に止める、痛みが引くのを待っておりました。 しかしその日は「きりきり」と痛みは増すばかり。全身からは脂汗が吹き出し、ハンドルにもたれかかる私。窓を開けて外の空気を入れる。 そんなときに、外から声が聞こえました。「どうかなされましたか?」力の入らない状態でその声のほうにゆっくりと振り向くと、心配そうな顔でこちらを覗きこんでいる女性の方が目にうつりました。 私は呼吸するのがやっと。その女性は「ご気分すぐれないのですね。」その後、女性の指示のもと、私はこの大学病院へ行きました。 治療を受け落ち着いたとき、たまたまその女性が私の前を通り過ぎて行きました。その方は白い看護師の服装で早足で目の前を通り過ぎて行きました。 その方に声はかけられませんでしたが、その方に頭を下げるのやっとのこと。 さすが医療に従事される方、と心から感謝した日であり、生涯忘れることのできない日でありました。
その当時なんの原因かわからず腹痛が続いていました。仕事の時間と病院へいく時間がなかなか折り合わずに腹痛と闘いながらの日々を過ごしていました。
とある日、車でお得意様のところに伺う道中、激しい腹痛に見舞われて、車を路肩に止める、痛みが引くのを待っておりました。
しかしその日は「きりきり」と痛みは増すばかり。全身からは脂汗が吹き出し、ハンドルにもたれかかる私。窓を開けて外の空気を入れる。
そんなときに、外から声が聞こえました。「どうかなされましたか?」力の入らない状態でその声のほうにゆっくりと振り向くと、心配そうな顔でこちらを覗きこんでいる女性の方が目にうつりました。
私は呼吸するのがやっと。その女性は「ご気分すぐれないのですね。」その後、女性の指示のもと、私はこの大学病院へ行きました。
治療を受け落ち着いたとき、たまたまその女性が私の前を通り過ぎて行きました。その方は白い看護師の服装で早足で目の前を通り過ぎて行きました。
その方に声はかけられませんでしたが、その方に頭を下げるのやっとのこと。
さすが医療に従事される方、と心から感謝した日であり、生涯忘れることのできない日でありました。