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東京歯科大学水道橋病院への口コミ
東京都 千代田区
開業医の先生から顎変形症を診断され、こちらの大学病院に推薦書を出して頂きました。手術をはさんで足掛け四年、現在もこちらのお世話になっています。 今回は矯正と入院(手術)、二つの事柄を口コミしたいと思います。 まずは矯正ですが、最初に矯正科の医師がどういった治療が必要であるかを説明してくれます。次に治療に入る前に、口腔内を見る・レントゲンや普通の写真を撮る・歯形を取るなどのチェックを行います。そして、そこからどういった矯正が必要かを判断し、計画を立ててから治療を行ってくれます。 矯正自体はプラケットとワイヤーを使った一般的なものですが、ワイヤーを入れ替えるたびに経過を見て調整をして頂けるので、とても丁寧な歯並びになります。また、完全予約制で矯正の場合は一ヵ月ごとの予約になりますが、ワイヤーなどが外れた際は連絡を入れればすぐに対応してくれます。 矯正治療の前に必要であれば口腔外科に行き、親知らずやその他上下の歯を抜くことをします。これは矯正に必要なスペースを確保するために行われます。麻酔の注射を打つため初めはチクリとしますが、代わりに抜歯自体の痛みはまったく感じません。抜歯後は受け付け横の薬剤窓口にて鎮痛剤をもらえます。 医師の指示通りに治療を受け続けて二年、三年ほど経つと、顎の変形が重い方は手術を受けることになります。手術前に自己輸血をするための採血(二回・計800ml)と麻酔や手術、輸血についての詳しい説明があり、手術をするのであれば同意書にサインをします。こちらは冊子や紙になっているため、同意書を提出する前に自分で目を通すことが出来ます。同意書と供に入院日程表と入院の案内書を渡されるので、じっくりと読んで入院・手術に必要なものを揃えます。 入院する際の部屋は四人部屋・二人部屋・一人部屋から選ぶことが出来ます。病床は20床と少ないのですが、それもそのはずで長くても20日、短くて四日ほどで退院する方が多いためです。 全ベッド毎に地デジのうつるTVがあり、二人部屋以上はトイレ・シャワールームがついています。四人部屋は男性用と女性用に分かれており、洗面台はありますがシャワーやトイレは共同の物を使います。複数が泊まる部屋は表記より一人少なく入れられるよう調整されているのか、四人部屋でも三人以上になることは稀でした。ただ、ベッド用カーテンの遮光性はあまり高くなく、二ベッド以上はなれていなければ消灯時間後のTVの視聴は避けた方がいいと思います。 入院中は主にナースステーションの看護師の方々が世話をしてくれます。長期入院をしていたため、ほぼ全ての看護師の方と話をしましたが、どなたもとても丁寧に疑問や要望に応えてくれました。私はよく自分の体調をメモに書き、それを看護師の方に見せていたのですが、フィードバックが早かったように感じました。また、医師の方々による朝の検診、夜の回診があるため、不調があればすぐに伝えることが出来ます。 手術は担当医の他に麻酔科の先生が付き添い、術中に意識が戻らないよう常に調整してくれるようです。実際、腕に麻酔が入ったと思っていたら、フィルムの黒コマで繋がれたようにいつのまにか術後専用の個室で目が覚めました。 術後は上顎と下顎を安定させるためプレートを挟んで固定する顎間固定という処置を施され、三週間ほど流動食を食べます。流動食については看護師から栄養指導があり、作成するための冊子も渡されるため、きちんと読めば栄養失調になることはまずないと思います。 また、ほとんどの場合、術後は筋肉を切るため顔のシビレが出るそうですが、こちらも処方されるB12を服用し続けることで徐々に回復していきます。私の手術はかなり困難なものだったそうですが、神経を傷つけられることも無く、経過も順調に進んでいます。 どの場面に置いてもまずは説明から入り、疑問があれば更に説明をしてくれます。公式HPを見る限りでは、矯正科は専門の研修を修了した医師、口腔外科は学会が指定した医師と専門医が主に働いているため、誰であってもベテランであると思います。 ベタ褒めに近い口コミですが、自身の体験から嘘偽りないことを述べたつもりです。もし矯正治療や抜歯などの治療を受けたいと思う方は、この口コミが判断の一助になれば幸いです。
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開業医の先生から顎変形症を診断され、こちらの大学病院に推薦書を出して頂きました。手術をはさんで足掛け四年、現在もこちらのお世話になっています。
今回は矯正と入院(手術)、二つの事柄を口コミしたいと思います。
まずは矯正ですが、最初に矯正科の医師がどういった治療が必要であるかを説明してくれます。次に治療に入る前に、口腔内を見る・レントゲンや普通の写真を撮る・歯形を取るなどのチェックを行います。そして、そこからどういった矯正が必要かを判断し、計画を立ててから治療を行ってくれます。
矯正自体はプラケットとワイヤーを使った一般的なものですが、ワイヤーを入れ替えるたびに経過を見て調整をして頂けるので、とても丁寧な歯並びになります。また、完全予約制で矯正の場合は一ヵ月ごとの予約になりますが、ワイヤーなどが外れた際は連絡を入れればすぐに対応してくれます。
矯正治療の前に必要であれば口腔外科に行き、親知らずやその他上下の歯を抜くことをします。これは矯正に必要なスペースを確保するために行われます。麻酔の注射を打つため初めはチクリとしますが、代わりに抜歯自体の痛みはまったく感じません。抜歯後は受け付け横の薬剤窓口にて鎮痛剤をもらえます。
医師の指示通りに治療を受け続けて二年、三年ほど経つと、顎の変形が重い方は手術を受けることになります。手術前に自己輸血をするための採血(二回・計800ml)と麻酔や手術、輸血についての詳しい説明があり、手術をするのであれば同意書にサインをします。こちらは冊子や紙になっているため、同意書を提出する前に自分で目を通すことが出来ます。同意書と供に入院日程表と入院の案内書を渡されるので、じっくりと読んで入院・手術に必要なものを揃えます。
入院する際の部屋は四人部屋・二人部屋・一人部屋から選ぶことが出来ます。病床は20床と少ないのですが、それもそのはずで長くても20日、短くて四日ほどで退院する方が多いためです。
全ベッド毎に地デジのうつるTVがあり、二人部屋以上はトイレ・シャワールームがついています。四人部屋は男性用と女性用に分かれており、洗面台はありますがシャワーやトイレは共同の物を使います。複数が泊まる部屋は表記より一人少なく入れられるよう調整されているのか、四人部屋でも三人以上になることは稀でした。ただ、ベッド用カーテンの遮光性はあまり高くなく、二ベッド以上はなれていなければ消灯時間後のTVの視聴は避けた方がいいと思います。
入院中は主にナースステーションの看護師の方々が世話をしてくれます。長期入院をしていたため、ほぼ全ての看護師の方と話をしましたが、どなたもとても丁寧に疑問や要望に応えてくれました。私はよく自分の体調をメモに書き、それを看護師の方に見せていたのですが、フィードバックが早かったように感じました。また、医師の方々による朝の検診、夜の回診があるため、不調があればすぐに伝えることが出来ます。
手術は担当医の他に麻酔科の先生が付き添い、術中に意識が戻らないよう常に調整してくれるようです。実際、腕に麻酔が入ったと思っていたら、フィルムの黒コマで繋がれたようにいつのまにか術後専用の個室で目が覚めました。
術後は上顎と下顎を安定させるためプレートを挟んで固定する顎間固定という処置を施され、三週間ほど流動食を食べます。流動食については看護師から栄養指導があり、作成するための冊子も渡されるため、きちんと読めば栄養失調になることはまずないと思います。
また、ほとんどの場合、術後は筋肉を切るため顔のシビレが出るそうですが、こちらも処方されるB12を服用し続けることで徐々に回復していきます。私の手術はかなり困難なものだったそうですが、神経を傷つけられることも無く、経過も順調に進んでいます。
どの場面に置いてもまずは説明から入り、疑問があれば更に説明をしてくれます。公式HPを見る限りでは、矯正科は専門の研修を修了した医師、口腔外科は学会が指定した医師と専門医が主に働いているため、誰であってもベテランであると思います。
ベタ褒めに近い口コミですが、自身の体験から嘘偽りないことを述べたつもりです。もし矯正治療や抜歯などの治療を受けたいと思う方は、この口コミが判断の一助になれば幸いです。
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