もう、実父が寝たきりになってから9年になります。9年前の朝、救急車で運ばれ、すぐに診断していただき、結果は脳血栓。
家族へのとても解りやすい病状説明がなされ、看護婦さんからは父への関わり方のお話を受けました。今後かかってくるであろう金額の相談も、とても早い段階でお話をいただきました。毎日看護に行っていましたが、必ず看護婦さんの誰もがきちんとした挨拶をしてくれました。病気が脳に関わる病棟なので、訳のわからないことで騒ぐ方や、うろうろする方・・とにかく患者さんからは一時も目を離せない方たちばかりです。ですが、看護婦さんたちのテキパキした隙のない患者さんへの接し方で、お願いしている家族も安心をしていることが出来ました。
テキパキの中にも必ず優しさがあり、体も動かない・声も出せない父を見舞う家族に「わかっているんですよ」と勇気付けてくださいました。
その言葉に家族も「いつか、きっと」と頑張ってこれました。
後に別な病院で「中枢部がやられているから治る訳がないのに、なんでリハビリに来たのかがわからない。早く別な介護施設を見つけて出て行ってください」と言われたときにはショックでしたが、そのリハビリセンターと比べると、余計に
南東北病院の先生・看護婦さんの暖かさがありがたく感じました。
父は殆ど植物人間状態ですが、それでも生きていてくれているだけで、感謝しています。ありがとうございました。
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