このような場合、どう対応すれば
よいか探ってみました。

例えばこんなこと、ありませんか?

例えばこんなこと、ありませんか?

  • 矯正治療を外すとき、歯に亀裂が入ってしまった
  • 子供の治療で誤って他の歯を抜かれてしまった
  • 矯正治療でカウンセリングを受けた際出っ歯は治ると言われたが、
    治療中に出っ歯は治らないと言われた

口コミサイトを運営していると、他にもたくさんの治療への不満や不信感を抱いている方が大勢いらっしゃることがわかります。 歯科医師のミスか?技術力不足か?と思われるような事例は少なくありません。 また、患者さんに対してのインフォームドコンセント(説明を受け納得したうえでの同意)が出来ていないことによるトラブルも多いように感じます。

そこで今回、歯科業界を中心に活動し、
患者様側を弁護し勝訴したご経験をお持ちの弁護士さんに話を伺いました。

そこで今回、歯科業界を中心に活動し、
患者様側を弁護し勝訴したご経験を、
お持ちの弁護士さんに話を伺いました。

◎ 泣き寝入りする前にまずやってみること

まず、トラブルがあったら、客観的に確認することが重要だそうです。ぜひ、今本当に許せない!ひどい!と思っている方がいらっしゃいましたら以下を参考にしてみて下さい。

◎ それでも解決できないなら「弁護士」に相談するのも一手

それでも解決できないなら「弁護士」に相談するのも一手

それでも、どうしてもうまくいかない場合や、セカンドオピニオン等も受けたがやはり医院の方がおかしい!と思われる場合には、「弁護士」に相談することも選択の一つです。
弁護士に相談をしたからと言ってすぐに裁判になるわけではありません。どのように解決することが最善かをまずはアドバイスくださるでしょう。

ただし、弁護士さんは治療の専門家ではないため、治療の方針選択や治療の質についての判断は基本的にはできません。客観的事実や証拠をもとに、どのように対応するか、裁判するとして勝訴する見込みがあるか無いかを判断していかれます。よって客観的事実としての証拠が十分になければ、弁護士さんは引き受けてくれません。(というか、証拠が十分になければ、引き受けられないのです。) ですから、ただ、愚痴や怒りに任せた問い合わせはNGですが、きちんと客観的な資料を手元に揃えることができ、確かに自分が正しいと思える事であれば親身に相談にのってくださいます。

口コミサイトを運営していると、他にもたくさんの治療への不満や不信感を抱いている方が大勢いらっしゃることがわかります。
歯科医師のミスか?技術力不足か?と思われるような事例は少なくありません。 また、患者さんに対してのインフォームドコンセント(説明を受け納得したうえでの同意)が出来ていないことによるトラブルも多いように感じます。

◎ 裁判で勝つために知っておくべきこと

現状、日本の裁判では何よりも「書類」が有力な証拠となります。話したことは「話した、話さない」となってしまい、証拠とはなりづらいのです。また、裁判中に本人たちが話したこともたいして重要視されません。それよりも提出された書類の方が証拠として重要視されるのです。
歯科に関しては矯正治療などではよくカウンセリングで資料や書類、契約書等いろいろと歯科医院から渡されることがあると思います。そのようなもの全て、またご自身のメモ、メール予約や返信文などのメール、日記、等あらゆるものが対象になります。 整理して残しておきましょう。

また、専門家や第三者の証言は極めて有力な立証材料になります。
当事者の証言は当事者の主観が入って揉めているわけですが、利害のない第三者の証言を裁判では証拠として判定するのです。 治療のあと、誰かに合って気になる歯科治療について話をした、または翌日に顔が腫れたことを同僚に指摘された、など身近な人との共有やSNSへの掲載なども証拠になるかもしれません。セカンドオピニオンで医師から言われたこと、資料なども重要です。 それらは全て弁護士と共有しましょう。

ただ、もちろん偽証などは絶対いけません。
かえって犯罪になりますので、重々ご承知おき下さい。

◎ 証拠になるものとその集め方

では、実際に証拠になるものが何なのか、自分で集めることができることができるのかという事ですが、実際に歯科裁判で勝訴した弁護士さんに聞いてみたところ、患者さん自身でできることはたくさんあるようです。しかも、重要な証拠になる可能性があるとのこと。そこで、まずは以下を参考にお手元に資料を集めてみてください。

説明時のメモや資料

カウンセリングで説明を受けた時のメモ、医院から提供された資料、契約書、誓約書などの資料や、治療の途中であった説明や資料、その時のメモなど、とにかく関わるものは全て弁護士さんに共有しましょう。

カルテ等の診療情報のコピー

基本的には診療情報は患者本人が求めた場合は、医院側は開示しなければなりません。開示には手数料が請求される場合もありますが、2000円程度が多いようです。ただ、個人医院等では拒否されることもありますが、改めて書面で厚生労働省の指針を伝えて、請求すると良いでしょう。また、もう顔を合わせたくない、話せる関係ではない、という場合は弁護士による代行が可能です。(※1)

時系列にまとめた経過観察の記録

もし、日記などを付けていて、時系列に説明ができるのであればそれを用意しましょう。また予約した履歴などがある程度分かることがあればまとめておきましょう。弁護士さんには、時系列をきれいに整理してお伝えすることでより話をはやく進めることができますし、事実を把握しやすくなります。また、日記なども重要な証拠になります。

録音

不信感を持ったら、録音をしておきましょう。録音も大変重要な証拠となります。録音を後で書類に書き起こし裁判に提出すると、証拠として採用されます。また、これがあるおかけで勝訴することも多いのです。ただ、盗聴は絶対にいけません。それはかえって犯罪になってしまいます。自分が同席している場合の録音なら盗聴にはなりませんので、十分気を付けて録音ください。

※1「診療情報の提供等に関する指針」平成15年9月12日(平成22年9月12日改正)厚生労働省医政局医事課発令

【 証拠を集める際のちょっとした注意点 】

歯科に限らず多くの裁判では弁護士が相手についたとわかった瞬間から証拠を集めることが難しくなることがあります。それは、弁護士がついていない状況なら、まだ相談事としていろいろと話をすることもできますし、本音が出たりすることもあるものですが、弁護士がついたとたん、そうではなくなってしまうからです。
弁護士がついたことを知らせる前に、抑えておく方が良いこともあります。
ですが、それはケースにより異なることが多いため、実際に弁護士に相談する必要があるでしょう。ご自身のケースならどうすればよいか、弁護士さんと相談しておきましょう。

◎ 裁判期間や費用について

裁判期間や費用について

裁判は案件にもよりますが、年単位の長い時間がかかることが普通です。
これは調査に時間がかかることもありますし、裁判が開かれるタイミングの都合にもよります。期間がある程度かかることは事前に心得ておいた方がよいでしょう。
また裁判費用については裁判で相手側に請求できる額が弁護士に支払う費用を上回ることが最低条件になるでしょう。
もし賠償請求しても最高で10万円だとすると、弁護士費用に30万円かかってしまった場合、勝訴しても赤字になります。

また、万が一敗訴した場合は弁護士費用を全て負担しなくてはなりません。よって、自分が裁判をする場合はその負担額などを予め弁護士さんに相談する必要があります。
弁護士さんは全力であなたのために闘ってくれるでしょうが、無料で膨大な資料を読んだり、専門的な事象を調べたりできるわけではありません。よく相談してスタートしましょう。

口コミサイトを運営していると、他にもたくさんの治療への不満や不信感を抱いている方が大勢いらっしゃることがわかります。 歯科医師のミスか?技術力不足か?と思われるような事例は少なくありません。 また、患者さんに対してのインフォームドコンセント(説明を受け納得したうえでの同意)が出来ていないことによるトラブルも多いように感じます。

◎ どんな弁護士さんに相談すればいいの?

現在の歯科の医療裁判では、医師側のみを弁護する弁護士事務所も多く、患者側に親身になって対応してくれる弁護士さんはある程度限られてきます。しかも患者を弁護して実績がある弁護士さんは実はさほど多くありません。
なぜなら、日本での裁判では医療裁判は多くが医師側の勝利となっており、患者側が敗訴することが大変多いのです。
ですから、この現状を打ち破る力のある弁護士さんに依頼することができれば、大変心強いでしょう。

当サイトでは患者さんの思いを引き受けてくれる弁護士さんを下記にご紹介しています。
もし、相談したいと思われる場合は、
時系列にまとめた経過の記録などを
お手元にご用意の上、ご相談下さい。

患者側の弁護を
引き受けてくださる弁護士
歯科法律問題 弁護士相談窓口
歯科法律問題 弁護士相談窓口

(弁護士法人霞門法律事務所)

吉村薫先生

本田豊先生

2020年には患者側で勝利し、その事案は画期的な裁判としてYahooニュースにも取り上げられたこともある先生たちです。
(Yahooニュースはこちら
歯科の法律問題を中心に取り扱い、歯科業界にも精通した弁護士のお二方が対応してくださいます。

証拠になる資料
時系列にまとめたメモ等
ご用意ください

※当サイトでは患者側の弁護を引き受けてくださる弁護士の先生を募集しています。ご希望の方はご連絡下さい。

◎ トラブル解決のために

歯科治療で大変な思いをしている方々が全て泣き寝入りしなければならないわけではありません。
まずはトラブルにならないように、できるだけ歯科医の先生とコミュニケーションをとり、事前に納得いくまで聞くようにすることが大切ですが、トラブルになってしまったら、感情に任せて行動するのではなく、他の機関や医院へ相談をしてみましょう。
そして、どうしても弁護士さんに相談したい場合は、上記のような客観的な証拠をいくつか揃えてご相談してみましょう。
勢い余った感情だけでは、こじれた件は解決できませんが、きちんと対応すれば助けてくれる人がきっと見つかります。